【販売中止】クレメジン細粒分包2gが2027年7月に出荷終了へ。代替薬や経過措置期間まとめ

田辺ファーマ株式会社の「クレメジン®細粒分包 2g」について、諸般の事情により製造販売中止に向けた手続きが開始されることが発表されました。

本製品は2027年7月頃に出荷終了(在庫消尽)予定、経過措置期間は2028年3月末までを予定しています。

📦 1. 出荷終了予定時期

今回の製造販売中止は「細粒分包 2g」が対象です。メーカー在庫が消尽しだい、以下の時期をもって出荷終了となる見込みです。

  • 出荷終了予定時期:2027年7月頃

※なお、同成分の「クレメジン®速崩錠 500mg」は今後も販売が継続されます。

⚖️ 2. 経過措置期間(保険請求の最終期限)

医療保険が適用される最終期限スケジュールは以下の通りです。

  • 経過措置期間:2027年4月 ~ 2028年3月31日まで(予定)

2028年4月1日以降は、処方しても医療保険の請求(レセプト請求)が一切できなくなります。2027年7月の出荷終了(予定)から経過措置満了までは約8ヶ月の猶予がありますが、デッドストックによる損失を防ぐため、計画的な切替が必要です。

🔄 3. 推奨される代替薬とその他の選択肢

案内では、同一成分・同一規格の代替薬として以下の医薬品が提示されています。

  • 球形吸着炭細粒分包 2g「日医工」(製造販売元:日医工株式会社)

また、公式の案内以外にも、同じ2g分包の規格を持つ以下の後発医薬品(ジェネリック)を選択肢に含めることが可能です。

  • 球形吸着炭細粒「マイラン」

さらに、前述の通り「クレメジン®速崩錠 500mg」へ規格変更(剤形変更)するルートも、切り替えの選択肢として有効です。

💬 まとめ:細粒の継続(日医工・マイラン)か、速崩錠への変更かを事前に確認

今回の「クレメジン®細粒分包 2g」の販売中止において、現場で取るべき対応は主に以下のパターンに分かれます。

  • 「細粒」の剤形を維持し、メーカー案内を重視する場合: 「球形吸着炭細粒分包 2g『日医工』」への変更を検討。
  • 「細粒」の剤形を維持し、後発品区分やコストを重視する場合: 後発品である「球形吸着炭細粒分包 2g『マイラン』」への変更を検討。
  • 「クレメジン」を維持したい場合: 販売継続となる「クレメジン®速崩錠 500mg」への規格・剤形変更を検討。

患者様のコンプライアンス(服薬状況)、薬局の後発品加算への影響、そして処方医の意向によってどのルートを選ぶべきかが変わってきます。2027年7月の在庫消尽に向けて、早めの確認と在庫コントロールを進めておくのが安全です。

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