【販売中止・経過措置】アクアチムローション1%(大塚製薬)代替品情報まとめ

皮膚科領域をはじめ、臨床現場で長年広く用いられてきたニューキノロン系外用抗菌剤「アクアチムローション1%」について、製造販売元である大塚製薬より販売中止および経過措置の案内が発表されています。

📅 販売中止・経過措置スケジュール

アクアチムローション1%の販売中止に伴う、出荷停止および保険請求期限の確定スケジュールは以下の通りです。

  • メーカー告知日: 2025年9月
  • 出荷停止予定時期: 2027年3月
  • 経過措置期間満了日(予定): 2027年3月末日※2027年4月1日以降は、保険調剤での請求(レセコン入力)ができなくなりますのでご注意ください。

🔄 代替品(移行先)情報

大塚製薬が推奨する同一成分の先発品、および他社から発売されている同剤形・同規格のジェネリック(後発医薬品)の選択肢です。

1. 同一メーカー・同一成分の「別剤形」(先発品)

  • 販売名: アクアチムクリーム1%(大塚製薬)
  • 注意点: 成分は全く同じ(ナジフロキサシン)ですが、剤形が「ローション」から「クリーム」に変わるため、処方箋の記載変更(疑義照会または医師による処方変更)が必要です。

2. 他社製・同剤形・同規格の「後発医薬品(ジェネリック)」

ローション剤のまま継続したい場合の選択肢です。ただし、後発品メーカーの出荷状況(限定出荷など)に注意する必要があります。

  • ナジフロキサシンローション1%「トーワ」(東和薬品)
  • ナジフロキサシンローション1%「SUN」(サンファーマ)

📝 医療現場(薬局・院内)でのチェックポイント

  1. 経過措置切れによる「返戻(エラー)」対策:2027年3月末の経過措置満了予定に伴い、4月1日以降の処方・調剤分について「アクアチムローション1%」で請求をかけると返戻になる可能性があります。デッドストックの確認とマスターの「有効期限設定(削除)」を計画的に進めてください。
  2. 皮膚科門前における「先方医師への提案」:門前の皮膚科クリニック等でアクアチムローションが頻出している場合、2027年春に向けて「アクアチムクリームへの変更」か「ジェネリック(トーワ等)への切り替え」のどちらで動くか、事前に院内・近隣医師と方針をすり合わせておくと、直前のバタバタや疑義照会の嵐を防ぐことができます。
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