スターシス錠30mg・90mg 販売中止

2024年10月
販売・その他
スターシス錠30mg・90mg 販売中止のご案内(2024年10月)
アステラス製薬

速効型インスリン分泌促進薬であるスターシス錠30mg・90mgの販売中止が決定しました。販売中止の時期は2025年12月を予定しているとのこと(経過措置期間満了は2026年3月31日を予定)。

同効薬であるファステック錠30・90も2026年以降に販売中止となる予定らしいので、代替薬としてはナテグリニド錠30mg「日医工」/90mg「日医工」となる予定。ちなみにナテグリニド錠以外の代替薬候補としてレパグリニド錠0.25mg「サワイ」/0.5mg「サワイ」が挙げられていますが、そのレパグリニド錠0.25mg「サワイ」/0.5mg「サワイ」の先発品であるシュアポスト錠0.25mg/0.5mgも既に販売中止が決定しています。

シュアポスト錠は2011年に発売されたばかりの比較的新しい医薬品であるにもかかわらず、販売中止となってしまったことには非常に驚きました。毎年の薬価改定に加えて選定療養による後発品(ジェネリック医薬品)への切り替え促進など、選定療養の対象になってしまった先発品の販売中止は今後も続くのではないかと危惧してしまいます。

タイトルとURLをコピーしました