ブスコパン錠10mgが販売中止へ。2027年3月末の経過措置満了に向けた対応を

サノフィ株式会社は2026年4月、鎮痙剤「ブスコパン®錠10mg」について、2022年より続いていた限定出荷を解除するとともに、在庫消尽をもって販売中止することを発表しました。

今回の発表では、2027年3月末に経過措置期間の満了が予定されていることが明記されています。最終出荷から満了までの期間が短いため、現場での速やかな対応が求められます。

1. 販売中止および経過措置のスケジュール

2026年4月20日より限定出荷は解除されますが、以降は在庫がなくなり次第、販売終了となります。

  • 限定出荷解除: 2026年4月20日
  • 最終出荷時期: 2026年12月(予定)
  • 経過措置満了時期: 2027年3月末(予定)

※最終出荷時期は在庫状況により前後する可能性があるため、早めの対応が推奨されます。

2. 公式案内による代替薬

メーカーの案内資料に記載されている代替薬の情報は以下の通りです。

販売名:ブチルスコポラミン臭化物錠10mg「ツルハラ」

  • 製造販売元: 鶴原製薬株式会社
  • 薬価: 6.6円/錠(2026年4月時点)
  • 包装単位: PTP 100錠、PTP 1000錠、バラ 1200錠

3. 実務上の注意点

  • 経過措置期間: 予定通りであれば2027年4月1日以降は保険請求ができなくなります。2026年12月の最終出荷に向けて、計画的な在庫消費と代替薬への移行を進めてください。
  • 限定出荷解除直後の流通: 解除直後は注文が集中し、流通が安定するまで納品に時間を要する場合があります。

まとめ

「ブスコパン®錠10mg」の限定出荷解除は、製品終息への最終ステップとなります。

2026年12月の最終出荷、および2027年3月末の経過措置満了という期限を見据え、メーカーが案内する代替薬「ツルハラ」へのスムーズな切り替えができるよう、早急な準備を推奨いたします。

タイトルとURLをコピーしました