処方せんでアドリアシン注用を後発品に変えないと医療費が更に増える恐れ

アドリアシン注用を後発品に変更しないと、今まで以上に医療費が増えてしまう可能性があります。

対象となる先発品は、

アドリアシン注用10
アドリアシン注用50

で、

ドキソルビシン塩酸塩

という名称の後発品に変えることで医療費の上昇を抑えることができる可能性があります。

なぜこんなことになっているかというと、2024年10月開始の選定療養という仕組みが関係しています。

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

先発品を後発品(ジェネリック医薬品)に変更することで医療費が安くなることは一般的ですが、この選定療養という仕組みは、患者本人の意思で後発品に変更しないという選択をする代わりに先発品と後発品の差額の一部が追加負担として発生するというものです。ある意味では後発品に変更するメリットをより感じやすくなるかもしれません。

もちろん、医師が医療上の必要性があると判断した場合や後発品が手に入らずやむを得ず先発品になる場合は対象外となります。

詳細は医療機関・薬局で確認が必要です。

選定療養
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