2020年(令和2年)6月新発売の後発品 気になる発売日は?

2020年6月に新発売となる後発品の発売日

2020年6月に薬価収載と同時に新発売となる後発品(ジェネリック医薬品)の発売日ですが、例年通りであれば6月12日(金曜日)か19日(金曜日)以降になりそうです。

実際の発売日は発売1週間前くらいにならないと分からないので、それまでにメーカーの選定作業を進めましょう。

発売予定の後発品一覧

・ウリトス/ステーブラ (イミダフェナシン)
・ゼチーア (エゼチミブ)
・エディロール (エルデカルシトール)
・レミニールOD錠 (ガランタミンOD錠)
・セレコックス錠 (セレコキシブ錠)
・ザルティア錠 (タダラフィル錠)
・アボルブカプセル (デュタステリドカプセル・錠)
・メマリー (メマンチン塩酸塩)
・ベガモックス点眼液 (モキシフロキサシン点眼液)
・ザイザル (レボセチリジン塩酸塩)
・その他

一部の製品は発売日が夏以降に延期されるようなので、患者さんに間違った発売日の情報を知らせないよう注意が必要です。

AG(オーソライズド・ジェネリック)も発売される予定

AGについては賛否があります。患者さんへ後発品を勧めやすいので、後発品の使用率を上げる点では非常に有効です。
一方AGメーカーは先発メーカーに莫大な特許料を支払ってAGブランドを使うため、AGの仕入れ価格は安くなりにくい傾向があります。診療報酬改定のたびに点数を下げられ続けて、少しでも薬価差益を得たいという病院・薬局の経営者にとってAGは避けたいところでしょう。

タイトルとURLをコピーしました