3剤併用で重症コロナ人工呼吸9割回避

日本赤十字社医療センター・出雲雄大氏らの前向き観察研究


2021年8月20日 m3.com編集部 カテゴリ: 一般内科疾患・呼吸器疾患・リウマチ・感染症・救急


現在、国内で酸素吸入や人工呼吸管理が必要な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に使用されている、抗ウイルス薬レムデシビル、ステロイド薬デキサメタゾン、JAK阻害薬バリシチニブの3剤併用療法の有用性と安全性を検証した小規模な前向き観察研究の結果が明らかになった。約10日の治療期間の死亡率は2.3%、90%が人工呼吸器の装着を回避できたなどの成績が示された。

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