肝疾患治療剤として長年使用されてきた「EPLカプセル250mg」(アルフレッサ ファーマ)は、販売中止に伴い、すでに診療報酬上の経過措置期間が終了しています。本剤は最小包装単位が「400カプセル」と多めであったことから、販売終了間際に購入した在庫が使い切れずに残っている可能性が懸念されます。2026年度の現場における注意点をまとめました。
【販売中止と経過措置のスケジュール】
EPLカプセル250mg(アルフレッサ ファーマ)
- 販売終了時期: 2025年11月(メーカー在庫消尽済)
- 経過措置終了日:2026年3月31日(満了済)
本剤の経過措置期間は、2026年3月31日をもって完全に終了しています。 したがって、既に本剤による保険請求は認められません。もし薬局内に不動在庫として残っている場合には在庫整理が必要になります。
【代替品の選定:メーカーが提示する具体名】
販売中止に際し、アルフレッサ ファーマより代替候補品として以下の製品が案内されていました。
- ウルソデオキシコール酸錠50mg「NIG」
公式案内では、成分の異なる「ウルソデオキシコール酸錠」が代替品として明記されています。切り替えには医師への確認(疑義照会または処方変更)が必須となります。
【まとめ】
EPLカプセル250mgについては、2026年3月末をもって保険請求のデッドラインを迎えました。
メーカー推奨の「ウルソデオキシコール酸錠50mg『NIG』」など、供給が安定している製品への移行を完了させ、実務上の不利益が生じないよう体制を整えておく必要があります。特にカプセル剤から錠剤への剤形変更を伴うため、患者様への適切な説明が引き続き重要となります。