薬剤師の退職代行サービス【費用や注意点などを調べてみました】

退職代行サービスというものが一般的になりつつある中で、特定の職種に特化した退職代行サービスを手掛ける業者も出てきています。

今回は、私が普段からよく仕事で接しているということもありますが、薬剤師の退職代行サービスについて調べてみました。

薬剤師が退職代行サービスを利用する理由

職場の人間関係

薬剤師の業界だけに限った話ではありませんが、退職理由で特に多いのは人間関係です。

パワハラやセクハラ、いじめなどに遭い、勤務先に相談窓口も無く退職を伝えることも難しい状況にいる薬剤師にとって退職代行は利用する価値のあるサービスといえます。

薬剤師の人手不足で辞められない

厚生労働省が2019年4月2日に通知した『調剤業務のあり方について』によって、それまで薬剤師の業務とされてきたことの一部(ピッキング等)が非薬剤師でもOKになりました。

また、調剤業務の機械化も少しずつ進んできており、薬剤師の人手不足も解消するのではないかと思われてきましたが、相変わらず薬剤師不足の状態は続いています。

責任感の強い薬剤師ほど、辞めたい気持ちを我慢して限界まで働き続けてしまうのです。

勤務先・上司が辞めさせてくれない

人手不足の問題もありますが、業界特有の問題もあります。例えば調剤薬局などでは管理薬剤師を配置することが法律で決められています。

一時的な勤務薬剤師の不足だけならば派遣薬剤師等でしのぐこともできますが、管理薬剤師を配置できない程の状態になると、薬局自体を閉めることにもなりかねません。

そのため勤務先や上司は様々な手を使って引き止め工作をしてきたり、逆に退職について一切耳を貸そうとしません。

今すぐ辞めたいが、未消化の有給休暇や未払い賃金・残業代がある

本当は今すぐ辞めたいのに、未消化の有給休暇や未払い賃金・残業代があって退職を言い出せない場合があります。

勤務先と良好な関係を築けているならこういった心配はないでしょうが、いわゆるブラック企業であったりすると、「有給休暇って何?」「残業代って何?」という感じでまともに取り合ってくれないこともあり、泣き寝入りしている薬剤師もいるのではないでしょうか。

【まとめ】薬剤師が退職代行サービスを利用する理由

今すぐ辞めたいのに辞めることが難しい薬剤師にとって、退職代行サービスを利用すればほぼ確実に辞めることができる上、未消化の有給休暇や未払い賃金・残業代の交渉まで引き受けてくれるならば、多少の費用を支払ってでも利用したくなるのは当然といえます。

ちなみに後ほど解説しますが、未消化の有給休暇や未払い賃金・残業代の交渉をできるのは一部の退職代行サービス業者のみとなっているので注意が必要です。

そもそも退職代行サービスとは?

非弁護士による退職代行サービス

退職代行サービス業界でも特に知名度の高いEXITがこれに当たります。

勤務先と大きなトラブルも無いので弁護士を介入させるまでではないが、どうしても勤務先に退職の意思を伝えることが難しい薬剤師はこの退職代行サービスに相談してみるといいかもしれません。

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弁護士による退職代行サービス【オススメ】

前章の『【まとめ】薬剤師が退職代行サービスを利用する理由』で述べた未消化の有給休暇や未払い賃金・残業代の交渉などをしながら退職手続きを進めてくれるのが弁護士による退職代行サービスになります。

実は上記のような未消化の有給休暇や未払い賃金・残業代の交渉業務は非弁護士による退職代行サービス業者には扱うことができません

(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)

第七十二条 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。

引用元:弁護士法第72条

一般的に薬剤師は給与水準も高く、未払いの賃金や残業代、退職金があった場合、それらは相当な金額になる可能性があります。

知り合いに相談できる弁護士がいない場合、弁護士法人みやびのような退職代行に慣れた弁護士のいる法律事務所に依頼すると退職手続きがスムーズです。

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退職代行サービスを利用するメリットとデメリット(注意点)

薬剤師が退職代行サービスを利用するメリット

勤務先と直接話をしなくても済むようになる

基本的には退職代行サービス業者が間に入ってくれるので、ほとんどの場合で直接勤務先と話をしなくても済むようになります。

勤務先としても退職代行サービス業者が間に入ることで過度な引き止め行為等もできなくなります。特に退職代行サービス業者が弁護士事務所であった場合には未払いの賃金や残業代、退職金等の交渉に応じざるを得なくなる上、「退職によって他の薬剤師を補充する費用が発生した」などと言って退職予定の薬剤師に対して損害賠償請求してこなくなります。

とにかく、顔も見たくない人たちのことを気にすることなく退職できるというのが一番のメリットかもしれませんね。

損害賠償請求のリスクを回避

非常に稀なケースですが、勤務先に何らかの損害を及ぼしていながら退職する場合には損害賠償請求される可能性があります。

こういったリスクを回避する上でも、可能性がある薬剤師は弁護士による退職代行サービスを活用すると安心です。

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ほとんどの場合で即日の退職が可能

民法では退職の意思を伝えてから2週間経過した後に退職が成立することになっていますが、退職日までの2週間を有給休暇や欠勤とすることで実質的に即日の退職が可能となります。

なお、即日退職できない場合もあるので、まずは無料相談してみましょう。

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薬剤師が退職代行サービスを利用するデメリット・注意点

当然ながら費用がかかる

非弁護士による退職代行サービスなのか弁護士による退職代行サービスなのかによってかかる費用は変わってきます。

サービス種別相場(円)
非弁護士による退職代行サービス20,000~50,000
弁護士による退職代行サービス50,000~

非弁護士による退職代行サービスを選択した場合、未払いの賃金や残業代、退職金等の交渉は自分自身で行うか、別途弁護士等に依頼する必要がありますが、相談した退職代行サービス業者に弁護士を紹介してもらえる場合もあります。

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弁護士による退職代行サービスであれば、未払いの賃金や残業代、退職金等の交渉もまとめて依頼でき、交渉によって回収できた賃金等の一部を回収代行費用として支払うことでスムーズに退職手続きを進めることができます。

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極端に安い退職代行サービス業者

私は調剤薬局チェーンの医薬品管理部門で働いていますが、たまに調剤薬局のM&A買収案件を担当することがあります。その中で素人同然の一般企業が薬局経営に手を出したがうまくいかず、わずか数年足らずで薬局を売りに出す例が多いことに驚きます。

弁護士による退職代行サービスと違って、非弁護士による退職代行サービスであればどんな企業でも参入できてしまいます。

安さだけで退職代行サービス業者を選ぶと、薬剤師自身が勤務先と面倒な話をするハメにもなりかねませんので、無料相談や業者のホームページ、SNSの口コミ等を参考にして慎重に業者を選ぶべきです。

親・知人に連絡がいかないようにしておく

退職代行サービスが一般的になってきたとはいえ、やはりまだ利用することに後ろめたさを感じる人もいます。

退職代行サービス業者が間に入ったことで勤務先から薬剤師に連絡が取れなくなり、やむを得ず親や知人等に連絡をする場合も考えられます。

こういったことを防ぐためにも、退職代行サービス業者から勤務先に退職の意思を伝えてもらう際に、勤務先から親や知人等への連絡は一切しないように根回ししておく必要があります。

退職代行サービスを使うか迷っている

退職代行サービスを使う前に薬剤師転職サイトを使ってみる

私は調剤薬局チェーンの医薬品管理部門で働いていますが、たまに人事担当者と話をする中では、薬剤師が退職代行サービスを使って退職したという話を聞いたことはありません。

これはおそらく、退職代行サービスを使う前に薬剤師転職サイトへ登録をするからなのではないかと考えています。

これはどういうことかというと、薬剤師転職サイトへ登録するとキャリアアドバイザーと面談することになります。その中で、どういった理由から転職を考えるようになったのかということを打ち明けて相談していくうちに、実は意外と退職代行サービスを使わなくても退職できるということに気付くからではないかと考えられます。

ただしキャリアアドバイザーとの相性もあるので、転職先の候補を増やすという意味でも、複数の薬剤師転職サイトに登録しておいたほうが良さそうです(キャリアアドバイザーをチェンジしてくださいとは言いづらいので…)。

【おなじみの薬剤師転職サイト】
ファルマスタッフ:https://www.38-8931.com/
薬剤師の転職お仕事ラボ:https://www.oshigoto-lab.com/
ジョブデポ薬剤師:https://j-depo.com/yaku【最大40万円のお祝い金】
エムスリーキャリア:https://pcareer.m3.com/
マイナビ薬剤師:https://pharma.mynavi.jp/

退職代行サービスを使う使わないにかかわらず、退職する前に転職先を決めておかなければ路頭に迷ってしまいます。

まずは薬剤師転職サイトに登録してから転職活動をスタートし、その後で退職代行サービスを使うか決めても遅くはないと思います。

とりあえず退職代行サービスの無料相談をしてみる

まずは薬剤師転職サイトに登録してから…という流れで解説してきましたが、切羽詰まっている薬剤師は今すぐにでも退職代行サービスの無料相談をしてみたほうがいいかもしれません。

【退職代行サービスで特に知名度が高い】
EXIT:https://www.taishokudaikou.com/(LINE・メールで無料相談OK)

【未払いの賃金や残業代、退職金等がある場合】【色々と揉めそうな場合】
弁護士法人みやび:http://taishoku-service.com(LINE・メールで無料相談OK)

【まとめ】薬剤師の退職代行サービス

処方医との関係や職場の人間関係、過度なノルマに人手不足など、薬剤師が置かれている職場環境は必ずしも恵まれたものではありません。

世間的には「薬剤師は薬を出すだけなのに高給取りだ」などと文句を言われがちですが、一緒に働いていても薬剤師の大変さはよく分かります。

退職代行サービスを使うかどうかは別として、今の職場環境が心身に悪影響を及ぼしているならば、まずは逃げることを最優先にしましょう。

【おなじみの薬剤師転職サイト】
ファルマスタッフ:https://www.38-8931.com/
薬剤師の転職お仕事ラボ:https://www.oshigoto-lab.com/
ジョブデポ薬剤師:https://j-depo.com/yaku【最大40万円のお祝い金】
エムスリーキャリア:https://pcareer.m3.com/
マイナビ薬剤師:https://pharma.mynavi.jp/

【退職代行サービスで特に知名度が高い】
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【未払いの賃金や残業代、退職金等がある場合】【色々と揉めそうな場合】
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